【紛争地域から生まれた演劇9】アドナーン・アルアウダさんからのメッセージ


『ハイル・ターイハ』の作家、アドナーン・アルアウダさんからメッセージが届きました。

イスラム国が興亡する以前、シリアのメソポタミア地域と砂漠のベドウィンの世界では魅惑に満ちた世界が続いていました。そこで私は生まれ、祖母から歌の調べを教わりました。『ハイル・ターイハ』は日本の黒澤明監督の世界のような魅惑的な幼少時代にもとづく劇です。
私たちの声は、この瓦解の世界で平和と愛のためにある。
みなさまを小鳥たちのさえずりとともに誘ないます。
新たな朝が輝くために。

アドナーン・アルアウダ

プロフィール
アドナーン・アルアウダ (Adnan Alaoda)
作家、テレビ・映画の脚本家、劇作家、詩人。Al Rewaqコーディネーター。1975年シリア北部出身、ロッテルダム在住。ダマスカス高等演劇芸術学院でパフォーミング・アーツ、ダマスカス大学でジャーナリズムを学ぶ。2011年3月、作家やアーティストらによるダマスカスのデモに参加して捕らえられ、アサド政権支持を表明するように要請されたため、国を出て、ICORN(国際難民都市ネットワーク)に申請。ロッテルダム市よりレジデントとして招かれ、現在Velhalenhuis Belvédèreを拠点に創作活動を続けている。戯曲作品『ハイル・ターイハ』は2015年に開催された第7回アラブ演劇フェスティバルで「カースィミー賞」受賞。

アドナーンさん