2023年ITI英語圏部会報告　     寄稿：吉岩正晴

　2023年もコロナ禍のため公演活動は休止し、月１回のオンライン（Zoom）ミーティングを行い、部会員の近況を語り合ったり、新訳戯曲の読み合わせ等を続けました。

🔳新訳戯曲としては、ヘンリック・イプセン＝作　リチャード・エアー＝脚色　斉藤健志＝訳の『幽霊』、ミーガン・バーカー＝作　石井あつこ＝訳の『希望』、ルイス・キャロル＝原作　サイモン・リード＝作　石井あつこ＝訳の『ふしぎの国のアリス』の３作品を読みました。いずれも「戯曲研究＆懇親会」が再開された折には取り上げたい面白い作品です。

🔳【賢者の贈り物　ZOOM演劇】

　毎年12月に行っているクリスマスに向けての心がほっこりする企画、オンライン・クリスマスシアター『賢者の贈り物』は12月21日にZOOM演劇ライブ配信で行いました（本編30分＋みんなで歌おうクリスマスソング＋懇親会）。原作＝O・ヘンリー、翻訳・脚本＝石井あつこ、演出＝三輪えり花（鉄琴での背景音楽生演奏も三輪えり花）。出演＝後藤祥子、本野斗志輝、品川恵子、Lutherヒロシ市村。視聴は無料で、当日都合がつかない方には、あとから視聴も用意しました。