2025年度ITI英語圏部会報告
寄稿:三輪えり花

<『賢者の贈り物』デラ(久遠さゆら)と髪結のマダム(品川恵子)、語り手(Lutherヒロシ市村)>

<『賢者の贈り物』デラ(久遠さゆら)と夫ジム(梁錦川)、語り手(Lutherヒロシ市村)>
<『賢者の贈り物』当日の舞台監督・受付スタッフと会場(無何有)スタッフ>

 英語圏部会(Plays In English Committee, PEC)では毎月、オンライン例会を設け、メンバーの近況共有や、興味のある台本の読み合わせなどを行なっています。また、年に数回「戯曲研究会&懇親会」を開催しています。今年度の活動は次の通りです。

 1月 去る12月に演劇上演した『賢者の贈り物』の収支報告と検証を行いました。

 2月 マーケティング講座。
 メンバーの久井裕美さんによる、集客のための講座を部会内で開催しました。文化芸術教育の領域で活動する協会員となった久井裕美さんは公共政策修士号(専門職)を持つマーケティングの専門家でもあります。潜在顧客への様々な働き掛け方など、集客の基本を知ることができました。

3月 先のマーケティング講座をもとに、先行資本のない小規模演劇での応用方法を話し合いました。

4月 助成金、俳優座の行方、地方での演劇活動についてなど情報交換をしました。

5月 次の戯曲研究会で取り上げたい作品を話し合いました。

6月 おやすみ

7月 ロンドン論文発表報告。
三輪えり花が英国ロンドンでの応用演劇学会のスピーカーとして参加した、その様子と現在のロンドン演劇の状況を報告しました。これはロンドンのLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート)で開催された、USAの国際応用演劇学会です。三輪えり花は、シェイクスピアが日本人のビジネスコミュニケーションに貢献する実例と検証をテーマに、明治大学ビジネス大学院で行なっている授業と学生の声を例に挙げ、発表をしました。

8月 コツウォルズ旅行報告。
メンバーの石井あつこさんが6月に英国コツウォルズ地方を旅行した様子を伺いました。コツウォルズ地方とは、オックスフォードから、シェイクスピアの生まれたストラットフォード・アポン・エイボンに挟まれた、風光明媚な丘陵地帯を指します。シェイクスピアのいた時代の姿のままの小さな村々が点在し、そこを徒歩で散策する楽しさを共有してもらいました。

9月 クリスマスイベントに向けて話し合いをしました。

10月 クリスマスイベントの詳細決定ほか、『この子達の夏』の英語版をいつか部会の戯曲研究会にておこなう可能性について話し合いました。

11月 部会はお休みですが、三輪えり花が国際演劇協会(本部)のアジア太平洋地域会議に出席し、その報告を動画にあげて皆に共有しました。

12月 『賢者の贈り物』上演&懇親会を、新宿の無何有にて行いました。スタッフ、出演者も含め、総勢31名の会となりました。

2026年1月 前月の『賢者の贈り物』収支報告と検証をしました。

2026年2月 今年度の企画を固めました。この原稿執筆の時点で、8月2日(日)戯曲研究会&懇親会『エドウィン』、12月6日(日)『賢者の贈り物』の開催が決定しています。


三輪えり花(演出家・俳優・翻訳家/ITI日本センター理事)


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