★「ジェンダー」をテーマとする海外新作戯曲を紹介する“PLAYS 4 GENDER”企画の第二弾・中国篇:『屋上のオフィーリア』作品研究会を開催します。
演出家・劇作家の李健鳴が『ハムレット』の登場人物たちの400年後を描いた意欲作から名場面を抜粋、『シェイクスピアの演技術』などの著作もあり沙翁作品に造詣の深い三輪えり花が解説します。
★ストーリー
舞台は、ある大劇場の屋上。そこに400年の眠りから覚めたオフィーリアが現れ、父親ポローニアスや恋人ハムレット、国王、妃らと宿命の再会を果たす。過去は水に流せと言う父親に、私の戦いはまだ終わらないとオフィーリア。彼女の目的は? どうするハムレット? 衝撃の結末は…。To be, or not to be, that is the question(このままでいいのか悪いのか、それが問題だ)。
★作品について
『屋上のオフィーリア』は、1999年に来日公演が行われた『林兆華ハムレット1990』や、国際演劇協会日本センターにより2021年に上演された『隔離』で知られ、昨年惜しくも他界した李健鳴の2018年作品。
★スタッフ&演読
訳は『隔離』に続いて李作品を手がける菱沼彬晁。
演読に、中国映画界で主演女優として活躍、NHK「中国語Navi」に出演中の松峰莉璃、俳優座のベテランで近年はYoutubeでの『大菩薩峠』の朗読でも知られる川口啓史。
構成・台本・演出の三輪も演読も兼務。
作 李健鳴(原題・屋頂上的奥菲莉亜)
訳 菱沼彬晁
構成・台本・演出・演読 三輪えり花
演読 松峰莉璃、川口啓史
制作 国際演劇協会日本センター戯曲翻訳部会
日時
2024年11月30日(土) 13時30分開場、14時開講
懇親会:15時15分~16時
会場
無何有(むかう)
新宿区新宿3-34-3 千草ビル3 階
JR新宿駅東南口改札より徒歩5分
定員30名
参加費
研究会のみ:1,500円
研究会+懇親会:2,000円
予約フォーム
https://forms.gle/jLmrxcjbRC8CKhQ49
問合せフォーム
https://forms.gle/CkFVRw58TjXpGJxg8(担当:浜野)