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7/20-31(東京・金沢)日本演出者協会(ITI日本センター協力)国際演劇交流セミナー「アフガニスタン特集」のご案内


2013年12月「紛争地域から生まれた演劇5」でご紹介したアフガニスタン人権民主主義連盟(AHRDO)の作品『修復不能』。
7月下旬、AHRDOの共同創設者であり『修復不能』の台本・演出を手がけたヤルマー・ホルヘ=ジョーフリ・アイヒホルン氏が、日本演出者協会主催「国際演劇交流セミナー アフガニスタン特集」のために来日され、フォーラム・シアターのワークショップと『修復不能』のリーディング、アイヒホルン氏によるトークが東京・金沢の二都市で行われます。
ITI日本センターも台本提供などで協力しております。アフガニスタンやフォーラムシアターを身近に体験する貴重な機会となりそうです。また、「紛争5」で『修復不能』を見逃したという方も、ぜひお運びください。

2016アフガニスタン特集/表2016アフガニスタン特集/裏

 

 

 

 

 

 

日本演出者協会による国際演劇交流セミナー「アフガニスタン特集」
演劇の力と可能性を探る~フォーラムシアター

アフガニスタンを拠点に活動しているヤルマー・ホルヘ・ジョーフリ=アイヒホルンさんを招聘して東京と金沢で今夏、5日間のワークショップとリーディングを開催します。

世界中の紛争地で演劇を使った平和構築活動を展開している講師の体験に基づき、氏が敬愛するアウグスト・ボアール(「被抑圧者の演劇」)の方法を活用した「フォーラムシアター」のワークショップを実施予定です(7月20日~24日/東京・東京芸術劇場5Fシンフォニースペース、7月27日~31日/金沢。スタジオ犀)

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【講師】ヤルマー・ホルヘ・ジョーフリ=アイヒホルン(ボリビア/ドイツ)
Hjalmar Jorge Joffre-Eichhorn

ドイツとボリビアの血を引く演劇人、ファシリテーター、脚本家、演出家。5大陸、30を超える国々で共同体ベースの演劇活動を行い、中心的な役割を担う。活動地域の中には、アフガニスタンや中央アフリカ、ケニア、キルギスタン、モルディブ、北アイルランド、ルワンダ、シエラ・レオネ、南スーダン、タジキスタン、タイ、東ティモール、ウクライナ、イエメンなど、紛争中およびポスト紛争地域もある。2013年、アフガニスタンでの演劇体験を振り返り、『もしもブルカが飛んだら—アフガニスタンにおける被抑圧者たちとの演劇レポート』を出版(独語)。著作はボリビア、スペイン、ドイツ、アメリカ合衆国で出版されている。

【戯曲リーディング『修復不能』】
AHRDO(アフガニスタン人権民主主義連盟)によって製作されたナラティブな作品。観客やワークショップの参加者がそれぞれの体験を語り、即興的に演じる<プレイバックシアター>の手法によって作られた作品で十のエピソードからなり、アフガニスタンに生きる人々の生の声が反映される。(日本語台本:国際演劇協会日本センター発行「国際演劇年鑑2014別冊戯曲集」より 翻訳:後藤絢子)

【ワークショップ・プログラム】(予定)
(東京・金沢共通)
1日目 関係性構築のためのエクササイズ
2日目 フォーラムシアターをやってみよう
3日目 フォーラムシアター応用編
4日目Ⅰ フォーラムシアター・リハーサル
4日目Ⅱ フォーラムシアター発表(公開)
シアタートーク① フォーラムシアターを巡って
話:ヤルマー・ホルヘ・ジョーフリ=アイヒホルン、司会進行:林英樹

※フォーラムシアター発表のスタートは19時を予定しております。

in 東京
◎ワークショップ
7月20日(水)18:30~21:30
7月21日(木)18:30~21:30
7月22日(金)18:30~21:30
7月23日(土)Ⅰ 14:00~17:00
Ⅱ 18:30~21:30

◎リーディング『修復不能』&シアタートーク②
7月24日(日)14:00~16:30
演出:公家義徳
出演:岩澤侑生子(有限会社 高岡事務所)/堀光太郎/広田豹/本郷弦(無名塾)/町田聡子(東京演劇アンサンブル)

*シアタートーク② 作品を巡って
話:ヤルマー・ホルヘ・ジョーフリ=アイヒホルン
司会進行:林英樹

東京会場/東京芸術劇場5階 シンフォニースペース
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
電話 03-5391-2111(代)
<アクセス>JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結しています。

in 金沢
◎ワークショップ 7月27日(水)19:00~22:00
7月28日(木)19:00~22:00
7月29日(金)19:00~22:00
7月30日(土)Ⅰ 14:00~17:00
Ⅱ 18:30~21:30

◎リーディング『修復不能』&シアタートーク②
7月31日(日)14:00~16:30
演出:岡井直道
出演:岡崎裕亮(Coffeeジョキャニーニャ)/新保正(劇団さくらんぼ)/本庄亮(劇団アンゲルス)/下條世津子(劇団アンゲルス)/森田采希子(劇団アンゲルス)

*シアタートーク② 作品を巡って
話:ヤルマー・ホルヘ・ジョーフリ=アイヒホルン
司会進行:林英樹

金沢会場/スタジオ犀
〒920-0867 金沢市長土塀3-24-28 いしかわ舞台芸術センター内

【お申込み概要】
対象:実演家として演劇創作に携わる方(演出家、俳優など)、演劇の応用的な活用に関心を持たれる方

定員:20名
参加費:3,000円(五日間)
*協会員無料、ワークショップ見学500円(回)

フォーラムシアター発表&シアタートーク①、リーディング&シアタートーク②のみの場合 各500円
定員:40名 対象:広く演劇にご関心のある方

【お申込み方法】
★お申し込みはメールにて下記にお送りください。
①お名前/②連絡先(電話番号、メールアドレス)③年齢/④簡単な略歴
複数名でお申込みの際は、代表の方が参加メンバー全員の情報をまとめてお送りください。

●in 東京申し込み
TEL:090-6510-5549 Email: jda107308@gmail.com

●in 金沢申し込み 劇団アンゲルス
TEL: TEL&FAX 076-264-3078 Email: theaterangelus@gmail.com

東京:7月 17日(日)締切
金沢:7月 24日(日)締切
(見学、リーディング観劇は当日も定員まで可)

国際演劇交流セミナー「アフガニスタン特集」
一般社団法人 日本演出者協会では1990年代より、国際演劇交流セミナーを実施し、近隣の韓国、中国の演劇人との交流、さらには東アジアの国々と演劇交流をかさね、1999 年からは文化庁による本格助成の下、 通
年で開催するようになり、世界各国の演劇人を講師として、ワークショップ、レクチャー、シンポジウム、リーディング等を開催しています。これまでに、アジア、ヨーロッパ各国より多くの演劇人を招聘し、「世界の演劇人との交流」、ひいては「国際的視野を持つ日本の演出家、及び劇作家、俳優の育成」を目的に、様々なセミナーを実施致しております。

この「国際演劇交流セミナー」2016年度事業として7月に「アフガニスタン特集」を計画いたします。

「演劇とはひとつの知の形である。演劇は社会を変える手段になる。演劇は未来を作る力になる、待っているだけよりはるかにずっと」(アウグスト・ボアール/フォーラムシアター&被抑圧者の演劇創始者) ボアールの理念と精神を継承するヤルマー・ホルヘ・ジョーフリ=アイヒホルンは紛争地における共同体の人びととともに、双方向的な参加型演劇を手がける演劇人です。今回のセミナーでは、近年、世界的に普及し始めているフォーラムシアターの方法にフォーカスを当て、社会に向けた演劇のアウトリーチの方法を探りたいと思います。また氏がアフガニスタンの人々とともに創造した作品の戯曲リーディングを実施します。

文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
【主催】文化庁/一般社団法人 日本演出者協会
【協力】公益社団法人 国際演劇協会日本センター、劇団 アンゲルス、東京演劇アンサンブル、有限会社 高岡事務所、花崎攝
【後援】東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
【制作】一般社団法人 日本演出者協会
『修復不能』 翻訳:後藤絢子
通訳:大谷賢治郎、角田美知代

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