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ワールド・シアター・ラボ『ウエストブリッジ』『自殺の解剖』リーディング上演(2/13ー14)


2021年2月13日と14日、調布市せんがわ劇場にて「ワールド・シアター・ラボ」のリーディング上演を開催いたします。受付開始は1月19日(火)です。

『ウエストブリッジ』2/13(土)11:30 *完売となりました(2.09)
『自殺の解剖』2/14(日)11:30 *完売となりました(1.19.12:32)
会場:調布市せんがわ劇場

【ワールド・シアター・ラボ】
「ワールド・シアター・ラボ」は、海外で創作された現代戯曲の翻訳と上演を通して、次代を担う翻訳者の紹介・発掘と、私たちが生きる同時代の世界の現実をよりよく理解する視点に触れる機会をつくることを目的にITI(国際演劇協会)日本センターの継続事業として本年度よりスタートいたします。今後、毎年2~4作品、特に日本に紹介されにくい国や若い世代によって書かれた戯曲、少数言語によって書かれた戯曲なども積極的に取り上げていく予定です。

『ウエストブリッジ』THE WESTBRIDGE *完売
 レイチェル・デ=レヘイ(Rachel De-Lahay)
翻訳 小田島創志
演出 扇田拓也(空 観)
出演
木山廉彬、安藤みどり(俳優座)、菊池夏野、箱田暁史(てがみ座)、藤井咲有里、久我真希人(空 観)、中田春介、間瀬奈都美

【上演日時】2月13日(土)11:30

【作品について】
多様なルーツを持つ若者たち。彼らの複雑なアイデンティティを描く。
ロンドン南西部のバタシー地区が舞台。14歳のアジア系少女が黒人にレイプされたという噂が流れ、地域に住む住人たちに波紋を投げかけていく。そのようななか、パキスタン人の父親と白人の母親を持つソリヤ、アフリカ系カリブ人の父親と白人の母親を持つマーカスは、同棲を始めるものの・・・。人種的・文化的なアイデンティティが複雑化していくなかで、共通理解をどう深めていくべきか、ということがテーマとなる作品。

【作家について】
レイチェル・デ=レヘイ Rachel De-Lahay
Rachel De-Lahay (2019)1200_800
劇作家、脚本家。デビュー作である『ウエストブリッジ』は、2011年にロイヤル・コート劇場で初演を迎え、2011年のアルフレッド・ファゴン賞受賞のベスト・ニュー・プレイ賞を受賞。さらに同作で2012年のライターズ・ギルド賞のベスト・プレイ賞を受賞。2013年には『ルート』により、「最も有望な劇作家」に贈られるチャールズ・ウィンツァー賞を受賞。3本目の長編戯曲である『サークルズ』はバーミンガム・レップ劇場で上演されたのち、トライサイクル劇場でも上演。2015年、ブッシュ劇場の委託により、Black Lives, Black Wordsのための一人芝居を執筆、『マイ・ホワイト・ベスト・フレンド』として上演された。その後もバンカー劇場やロイヤル・コート劇場から委託を受け、ベテラン・若手を問わず多くの演劇人と活動を共にしている。テレビでは、チャンネル4の『キリ』やNetflixの『ザ・エッディ』の脚本を執筆。またアマゾンの『ザ・フィード』やBBCの『ノーツ&クロッシーズ』の執筆も手掛けるなど、イギリスやアメリカのプロダクションとともに脚本家としての活動を続けている。


『自殺の解剖』ANATOMY OF A SUICIDE *完売
 アリス・バーチ(Alice Birch)
翻訳 關智子
演出 生田みゆき(文学座)
出演
磯田美絵、梅村綾子、亀田佳明、佐藤彩香、渋谷はるか(以上、文学座)、井上夕貴、手打隆盛、茂手木桜子(以上、さいたまネクスト・シアター)、西村俊彦(ヘリンボーン)、横山晃子(小林家)、今井聡

【上演日時】
2月14日(日)11:30

【作品について】
3世代の女性による3つの物語が、舞台上で同時に、音楽的に、展開される。
2017年ロンドン初演。3世代の3つの物語が舞台上で並列的に展開される。自殺願望があるキャロル、薬物中毒から抜け出そうとするアナ、医者になったボニーの物語は、時折呼応し共鳴する言葉を用いたフーガ的スコアによって奏でられる。女性であること、母であること、継承されるもの、それと対峙することについて描かれた話題作。

【作家について】
アリス・バーチ Alice Birch

Georgina-Ower
Georgina-Ower

1986年イギリス生まれ。2004年、ロイヤル・コート劇場若手劇作家プログラムに入る。デビューは2010年オールド・ヴィック劇場で行われた『24 Hour Plays』という企画である。初の長編は『Many Moons』(2011年、シアター503)であり、2014年の『Revolt. She Said. Revolt Again』はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが上演し、ジョージ・ディヴァイン・アワードの新人劇作家賞を受賞した。その他にブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード最優秀脚本賞(『Lady Macbeth』、2017年)、スーザン・スミス・ブラックバーン賞(『自殺の解剖』、2018年)、ライターズ・ギルド・オブ・アメリカ・アワードドラマシリーズ部門(『Succession』、2020年)を受賞し、現在も演劇および映像分野で活発に活動している。『自殺の解剖』は2017年にロイヤル・コート劇場にてケイティ・ミッチェル(Katie Mitchell)演出で初演された後、2019年にドイチェス・シャウシュピールハウス・ハンブルクにてドイツ版が上演された。後者は2020年テアター・トレッフェンの1本に選ばれている。

【会場】
調布市せんがわ劇場
(京王線「仙川」駅より徒歩4分)
*京王線新宿駅または京王新線新宿駅より仙川駅まで約20分。区間急行、快速、各駅停車が停まります(特急、準特急、急行は停車しません。)

【料金】
1,500円(当日精算/全席自由)

【開演・開場時間】
各回、受付開始は開演45分前、開場は開演30分前。

【ご予約】
Web予約 CoRich!舞台芸術 https://ticket.corich.jp/apply/110515/
国際演劇協会日本センター/平日11時~17時
メール theatrelabo@iti-j.org
TEL 03-3478-2189
FAX 03-3478-7218
*会期中は050-3567-0407までお問合わせください。

メールでお申込の際は件名を「ワールド・シアター・ラボ」として以下5点を明記のうえお送りください。また、ITI 会員の方はその旨お知らせください。
①氏名・ふりがな
②希望日時
③人数
④電話番号
⑤theatrelabo@iti-j.orgから受信可能なメールアドレス

受付開始:2021年1月19日(火)10時

文化庁委託事業「令和2年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
次代の翻訳家育成セミナー「ワールド・シアター・ラボ」
主催
 文化庁、公益社団法人 国際演劇協会日本センター
提携 公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団
制作 公益社団法人 国際演劇協会日本センター

企画立案・プロデュース 林英樹
ディレクター 柏木俊彦|制作 村上理恵
著作権代理 株式会社シアターライツ
舞台監督 廣瀬正仁|音響 許斐祐|照明 長尾裕介(LEPUS)
【配信用】シンボルマーク デザインマニュアル(201810)ITI

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