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『国際演劇年鑑2021』WEB公開のおしらせ


国際演劇協会日本センターでは1972年から「国際演劇年鑑」の発行を続けており、さまざまな専門家のご協力のもと、日本と世界の舞台芸術事情を伝えています。
最新号『国際演劇年鑑2021』をissue.comで公開いたしました。一人でも多くの方にお読みいただければ幸いに存じます。

◎日本語版はこちら
◎英語版はこちら
*バックナンバーや『国際演劇年鑑』の詳細はこちらをご覧ください。

日本語版の内容
■ワールド・シアター・デイ メッセージ
ヘレン・ミレン

■世界の舞台芸術を知る 2019/20
*主に前年の公演シーズン(2019年10月~2020年9月)の舞台芸術の動向について報告します。
〈アジア・アフリカ〉
1. 中国:オンライン演劇の模索と劇場の再開/田村容子
2. 香港:未曾有の二つの脅威に演劇はどう応えるか/張 秉權(訳:後藤絢子)
3. 台湾:水の如く揺るぎなく/姚 立群(訳:延江アキコ)
4. 韓国:新型コロナウィルス感染症がもたらした演劇的課題/李 星坤(訳:石川樹里)
5. パキスタン:女性の地位向上のための演劇/シーマー・ケルマーニー(訳:村山和之)
6. エジプト:それでもなお演劇は語る/ムハンマド・ハミース(訳:渡辺真帆)

〈南北アメリカ・オセアニア〉
7. カナダ:新たな創造の可能性に向かって/神崎 舞
8. アメリカ:パンデミックが浮き彫りにした「壁」、「対話」の要求とその不可能性/外岡尚美
9. チリ:再会する日まで/カルメン・ロメロ・ケロ(訳:仮屋浩子)
10. オーストラリア:難民家族の壮大な叙事詩/佐和田敬司

〈ヨーロッパ〉
11. イギリス:パンデミックとBLMに連動して/本橋哲也
12. ドイツ/オーストリア/スイス:逆境の極みで試される想像/創造力――あたらしい時空間と距離を前提にした演劇制作の試み/萩原 健
13. フランス:コロナ禍の絶望と希望のなかで問い直される演劇の公共性/藤井慎太郎
14. イタリア:「COVID-19以降」に演劇の役割が見直される?/山ノ内春彦
15. スペイン:俳優の肉体が舞台上にあるとき、ないとき/田尻陽一
16. ポーランド:新型コロナウィルスの影響とオンライン活動、#MeToo・カトリックそして女性/岩田美保
17. ハンガリー:戦乱の刻[とき]――パンデミック、劇場政策と#MeToo、演劇・映画芸術大学自治問題/トムパ・アンドレア(訳:森本 覚)
18. スウェーデン:コロナ禍のスウェーデン演劇界――困難な状況に立ち向かう人々に拍手を――/小牧游
19. ロシア:急速に活性化したデジタル革命、不透明な劇場の「再起動」/篠崎直也

■シアター・トピックス2020
*2〜5を英語版にも掲載しています
1. 〈座談会〉コロナ禍の先へ 大劇場の模索と未来への展望――松竹、東宝、劇団四季のトップに聞く/安孫子 正、池田篤郎、吉田智誉樹(司会:永井多恵子、構成・文:坂口香野)
2. 100年前のスペインかぜと同時代演劇/後藤隆基(英訳:コーディ・ポールトン)
3. 統覚の複数形――ダムタイプの方へ/内野 儀(英訳:内野 儀)
4. 〈追悼・別役実〉ベケットの影響のもとに――別役実とピンター、ストッパード――/谷岡健彦(英訳:コーディ・ポールトン)
5. 〈資料〉翻訳出版・海外公演された別役実作品/編集部編

■特集 紛争地域から生まれた演劇 12
*英語版にも掲載しています
リーディングの域を超えた本息の上演/河野 孝(英訳:角田美知代)

■日本の舞台芸術を知る 2020
*すべての記事を英語版に掲載しています
1.能・狂言:変わるもの・変わらぬもの/小田幸子(英訳:リングァ・ギルド)
2.歌舞伎:コロナ禍による休演と再開/矢内賢二(英訳:マーク大島)
3.文楽:コロナの時代の文楽/亀岡典子(英訳:マーク大島)
4.ミュージカル:大豊作は消えたけれど/萩尾 瞳(英訳:角田美知代)
5.現代演劇:コロナ禍で閉ざされた劇場。でも、再び幕は上がる/山口宏子(英訳:ウィリアム・アンドリューズ)
6.児童青少年演劇:子どもたちと出会うために/太田 昭(英訳:エレナ・ゴールドスミス[オフィス宮崎])
7.日本舞踊:日本舞踊の未来に――内省の時/平野英俊(英訳:マーク大島)
8.バレエ:コロナ禍のもと、全力で対応/うらわまこと(英訳:石川麻衣、ドナカ・クロウリー)
9.コンテンポラリーダンス・舞踏:コロナ危機に強まるエンゲージメント、身体に回帰する世界/堤 広志(英訳:石川麻衣、ドナカ・クロウリー)
10.テレビドラマ:コロナ禍でのメッセージ/中町綾子(英訳:マット・トライヴォー[オフィス宮崎])


編集長 新野守広

事業担当理事 曽田修司

編集 垣花理恵子、小西道子(オフィス宮崎)、後藤絢子、後藤隆基、坂口香野、スティーヴン・デイヴィス(オフィス宮崎)、竹下力、多田茂史、中島香菜、深沢祐一、山下陽子

編集スタッフ 壱岐照美、林英樹

校正・校閲
〈日本語版〉後藤絢子、竹下力、中島香菜、深沢祐一、山﨑理恵子
〈英語版〉會田裕子、小西道子、白石実都子、平野都子、山﨑伸子(以上、オフィス宮崎)ガリア・トドロヴァ・ペトコヴァ、ビュールク・トーヴェ

協力 中山豊子

装幀・本文デザイン 久保さおり

文化庁委託事業
令和2年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業


※「戯曲集 紛争地域から生まれた演劇12」を同時刊行しています。

〈収録作品〉
『イサク殺し(The Murder of Issac)』
作=モティ・レルネル(Motti Lerner)
訳=村井華代


『国際演劇年鑑』と戯曲集は、会員以外の方にも実費でおわけしています。ご希望の方は、ITI日本センターまでご連絡ください。
MAIL:mailアットマークiti-j.org
TEL: 03-3478-2189(平日11時~17時)
FAX: 03-3478-2189

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