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【会員近況】佐川大輔さんより 12/13-15『ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい』公演のご案内


会員の佐川大輔さんより、ご自身がコーディネーターとして参加される公演のご案内です。
*****

香港・アリス劇場実験室 YPAM出展作品
「ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい」
12月あかいくつ劇場にて 日本初演決定

アリス劇場実験室は、実験的な演劇公演の制作、及び演劇教育の促進に取り組んでいる、香港芸術発展局の指定助成団体です。
本作品は日本初演となり、YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング/Yokohama International Performing Arts Meeting)出展作品の1つとして上演いたします。
演出を務める陳恆輝(Andrew Chan)は、香港で最優秀演出家賞を受賞。
本作品では、現代人の欲望と恐怖をディバイジングシアターという手法を使い、シュールレアリズムな大人向けのおとぎ話を描きます。
シュールレアリズムの古典文学や映画からインスパイアされ、華麗なビジュアルで奇妙な人物関係が描かれる儀式のような本作品。まるで丸尾末広の漫画の人物が舞台に立っているような奇怪な物語は、現実世界よりもリアルに感じることでしょう。
観客は社会のしがらみから解放され、感情の真実を知る。現実か幻想か曖昧なこの物語で、人間性を問う険悪な海を航海しませんか。

<公演概要>
アリス劇場実験室 YPAM出展作品
「ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい」
演出:陳恆輝 (チャン ハンファイ)

■あらすじ
「人は皆、心の奥底に隠された欲望と恐怖を抱えているものでしょ?」会計士Yは上司に雇われ、子供の家庭教師になるが、家に入った途端、迷宮への旅が始まる。
Yは、上司の子供は両性具有者で、奥さんは黒猫に取り憑かれていて、上司は人形作りが好きなカルトオタクだったことを知る。そして、文化人の首が切られる儀式を目の当たりに…。

■公演日程
2024年12月13日(金)19:00
2024年12月14日(土)14:00
2024年12月15日(日)14:00
※開場時間:開演30分前(予定)
※上演時間:110分(予定)
※各公演終了後、アフタートークあり
13日(金) 渡辺えり
14日(土) 木村龍之介(カクシンハン)
15日(日) 生田みゆき(文学座)
※広東語にて上演。英語/日本語字幕、 翻訳台本販売あり

■会場
横浜人形の家 あかいくつ劇場(神奈川県横浜市中区山下町18番地)
みなとみらい線 元町・中華街駅4番出口より徒歩3分
JR根岸線 石川町駅 元町口より徒歩13分

■チケット料金
一般 ¥2,500
U-30(30歳以下)¥1,200
ペア割 ¥4,500
※全席自由・税込

■チケット予約方法
こりっち:https://stage.corich.jp/stage_main/316708

■アリス劇場実験室とは
実験的な演劇公演の制作、及び演劇教育の促進に取り組んでいる、香港芸術発展局の指定助成団体。主要作品は、「カフカの七つの箱」「香港三人姉妹」「テンペスト」「貴婦人の来訪」など。これらの作品は香港戯曲賞、香港小劇場賞、IATC(香港)演劇賞のノミネートや受賞されています。また、北京、上海、台北、エディンバラ、その他アジアからヨーロッパまで、様々な国で上演または上映されている。
2020年12月には、 文化庁委託事業「令和2年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」として、『三人姉妹』について考えるオンラインワークショップを実施。

Webサイト:https://www.alicetheatre.com(中国語)
Instagram:https://www.instagram.com/alicetheatrelab/(中国語)
X:https://x.com/AliceJp2024(日本語)

■演出プロフィール
陳恆輝
アンドリュー・チャン ハンファイ

1970 年、香港生まれ。アリス劇場実験室(Alice Theatre Laboratory)芸術総監督。香港舞台芸術アカデミー(HKAPA)演劇学科演出専攻卒業。
卒業公演《ヴォイツェック》で校内優秀演出賞受賞。代表演出作品は《カフカの七つの箱》、《第三帝国の恐怖と貧困》、《勝負の終わり》、《ハムレットマシーン》、《香港三人姉妹》、《テンペスト》、《幻のような演劇を一本》など。しばしば中国内陸、台湾、海外に招かれて演出する。2009 年《カフカの七つの箱》で「第十八回香港舞台劇賞」の最優秀演出賞(悲劇・シビア劇)及び「第一回香港小劇場賞」最優秀演出賞受賞。2013年《勝負の終わり》で「第五回香港小劇場賞」最優秀演出賞受賞。2018年《香港三人姉妹》で「第二十七回香港舞台劇賞」最優秀演出賞(悲劇・シビア劇)ノミネート。2017年《香港三人姉妹》の台北公演で、台北フリンジフェスティバルで優秀作品賞受賞。その他、エディンバラ・フェスティバル・フリンジや、両岸小劇場芸術フェスティバル(中国本土・台北共同フェスティバル)、台北関渡芸術フェスティバル、烏鎮演劇祭など、アートフェスティバルに参加し、同時に様々な地域の芸術家と提携している。近年は国際交流プロジェクトに積極的に関わり、2020年は日本演出者協会の招聘にて、オンラインワークショップ「国際演劇交流セミナー2020香港特集」の講師を務め、日本の演出家、俳優と《香港三人姉妹》で使われた「ディバイジングシアター」という演出法をシェアする。2021年にも同ワークショップを開催

■当公演について
このプロジェクトは、香港特別行政区、文化体育観光局の芸能発展計画の財政支援を受けています。
プログラムの内容は、香港特別行政区の政府の見解を反映したものではありません。
香港芸術発展局は芸術表現の自由を応援しています。このプロジェクトで表明された見解や意見は、香港芸術発展局の立場を代表するものではありません。
This project is financially supported by the Arts Capacity Development Funding Scheme of the Government of the Hong Kong Special Administrative Region.
The content of this program does not reflect the views of the Government of the Hong Kong Special Administrative Region.
Hong Kong Arts Development Council supports freedom of artistic expression. The views and opinions expressed in this project do not represent the stand of the Council.

 

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