会員の奥田知叡さんより、三人之会第三回公演『非常麻将』のご案内をいただきましたのでご紹介します。
同じく会員の飯塚容さんが翻訳され(菊池領子氏との共訳)、奥田さんが上演台本と演出を担当した公演です。
以下、奥田さんからのコメントとご案内文です。
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本年夏、東京および神奈川にて、中国演劇の名作 李六乙『非常麻将』を上演いたします。2000年代初頭にBeSeTo演劇祭や青年団によって訪日公演が実施されていますが、今回が初の日本語による翻訳上演となります(飯塚容氏、菊池領子氏の共訳となっております)。
私の中国演劇の演出は今回が三作目(李健鳴作 菱沼彬晁翻訳『隔離』、高行健作 瀬戸宏翻訳『逃亡』)となります。中国演劇特有の時代性や哲学性について皆様に少しでも感じ取っていただけるよう尽力して参ります。猛暑日となりますが、ぜひ劇場にお越しいただければ幸いです。
三人之会主宰 奥田知叡
チケットは6月24日より、カンフェティにて販売しております。
https://www.confetti-web.com/@/sannninnkai3
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三人之会第三回公演『非常麻将』
東京公演【東京バビロン 若手演出家支援プログラム】@シアター・バビロンの流れのほとにり
神奈川公演【マグカルシアター参加公演】@スタジオHIKARI
将来への不安、自己の存在意義への疑問を描いた現代中国演劇の名作。改⾰解放によって豊かになりながらも、変化する社会と時代への違和感を抱く現代中国⼈の⼼理を巧みに描いた。初演は2000年、北京。2000年代初頭に訪日公演が行われ(中国語上演)、大きな反響を呼んだ。翻訳による上演は今回が本邦初。
【作】 李六乙
【翻訳】 飯塚容・菊池領⼦
【上演台本・演出】 奥⽥知叡
【出演】 今井聡、牧凌平、⾕津恒輝、⽥中綸
【ドラマトゥルク】 衛かもめ
【美術】 今⼦⻘佳
【照明】 伊藤セナ、蓮⽂、⻄条萌 (以上、名前はない劇団)
【⾳響】 ⼭崎哲也(テアトル・エコー)
【舞台監督】 倉本徹(倉本⼯房)
【演出助⼿】 三⾕亮太郎(あくびがうつる)
【制作補佐】 吉⽥真⼣
【チラシデザイン】 ⼭崎稚葉(キンダースペース)
【制作】 奥田知叡、⽩江夏⽣み(踊場海⽉)
【東京公演】
日時:2025年7月31日(木)〜8月4日(月)
会場:シアター・バビロンの流れのほとりにて
上演時間:約80分
チケット(カンフェティ):https://www.confetti-web.com/@/sannninnkai3
【神奈川公演】
日時:2025年8月15日(金)〜8月17(日)
会場:スタジオHIKARI(神奈川県立 青少年センター内)
上演時間:約80分
チケット(カンフェティ):https://www.confetti-web.com/@/sannninnkai3
【チケット価格】
応援チケット:6000円(東京公演のみ)
当日:5000円
前売:4000円
学生:3000円
高校生:1500円(神奈川公演のみ)
企画:奥田知叡
主催:三⼈之会、神奈川県【神奈川公演】
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]【東京公演】、公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団