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【ワールド・シアター・ラボ】出演者オーディション開催(2026年1月上演)


海外の現代戯曲を、翻訳という視点から探求する「ワールド・シアター・ラボ」。
6年目となる今回は、2026年1月に、アメリカの現代戯曲『囚われの本質』(作:マシュー・ポール・オルモス Matthew Paul Olmos)のリーディング公演を予定しております。
この公演に際しまして、出演者オーディションを実施いたします。
出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、所定のフォームよりお申し込みください。

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■上演作品
『囚われの本質』
原題  The Nature Of Captivity
 マシュー・ポール・オルモス Matthew Paul Olmos
翻訳 渡邉奈津希
演出 生田みゆき

■作品について
『囚われの本質』
〈作品紹介〉
捕らわれる者と捕らえる者。建物の中と外の世界。“私たち”と“奴ら”を分けるものとは何なのだろう――
荒れた場所で息をひそめて生きる4人がいる。ジャスタス、ルル、ネリーの兄妹と、家族のいないグーチ。仲間は皆、捕らえられて連れていかれたか殺された。彼らは最後の生き残りだ。一方、4人の入植者、ジャスティン、ルーシー、エレノア、グーンは、自分たちや故郷の家族が生き延びるため、その土地に住む者を一掃する任務にあたる。互いに相いれない存在でありながら、どことなく面影の重なる8人。そして両者が出会う時……。
2011年BBC国際劇作コンクールにてアメリカ大陸部門最優秀賞を受賞。2016年にはロンドンでもリーディング上演された。
※この作品には、暴力描写、性的描写、そして、死や悲しみ、個人的・政治的トラウマを暗示する表現が含まれます。

〈作家〉マシュー・ポール・オルモス  Matthew Paul Olmos
ロサンゼルス出身・在住のメキシコ系アメリカ人。社会から疎外された人々やマイノリティーの居場所づくりを劇作のテーマとする。2009年、アメリカ人カップルとメキシコ人カップルを通して他者との境界やアイデンティティーについて描いた『i put the fear of mexico in’em』(原題:私はメキシコの恐怖で彼らを震え上がらせる)で、サンダンス・インスティテュートの作家フェローに選出。以降、数々の作品で受賞歴多数。最近はメキシコ系アメリカ人の隔離教育の歴史に着想を得た作品を執筆。
アクターズ・スタジオ・ドラマ・スクール(現ニュースクール大学演劇部門)で劇作のMFA(芸術修士)を取得。芸術系タウン誌の演劇コーナーで執筆するほか、ニューヨーク大学などで劇作の講師も務める。

〈演出〉生田みゆき

演出家。文学座演出部所属、演劇ユニット「理性的な変人たち」メンバー。2016年、ドイツ文化センターの文化プログラムの語学奨学金(芸術分野対象)を得てドイツに滞在。ITI企画では、紛争地域から生まれた演劇シリーズ『これが戦争だ』、『Bad Roads ―悪路―』、ワールド・シアター・ラボ2021『自殺の解剖』演出。
パレスチナ問題を取り上げたドキュメンタリー演劇『占領の囚人たち』他で、第31回読売演劇大賞優秀演出家賞、令和5年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

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【募集要項】
■参加条件
・海外戯曲に興味のある方で、心身ともに健康な方
・下記の稽古及び劇場入り期間のすべてに参加できること
・出演料あり
・応募書類は返却いたしません

■募集対象
・20代〜40代までの俳優
※ 性別、国籍は問いません。ただし、日本語での意思疎通、演技等に支障がない方
※ 舞台出演歴がある方

■選考について
・1次選考<書類と映像による選考>
応募期間:7月10日(木)〜7月24日(木)
結果は、8月7日(木)までに合否関わらずメールにて通知いたします。

・2次選考<実技>
書類選考通過者のみ。
選考結果は、オーディション後、2週間以内にお知らせいたします。
8月21日(木)10:00〜18:00
8月22日(金)10:00〜18:00
※ 会場は東京都内となります。
※ 1次選考を通過した方に、日程と会場をお知らせいたします。

■オーディション参加費
無料(書類作成費、会場までの交通費は自己負担となります)

■1次選考<書類と映像による選考>提出物

(1)映像資料(YouTube動画)
課題テキストを読んでいるところを撮影し、YouTubeにアップロードのうえ、限定公開のリンクを応募フォームに貼り付けてください。

『囚われの本質』課題テキスト

*テキストを覚える必要はありません。
*服装・背景・画質は審査対象には含めません。
*音声が十分に認識できるものかを確認の上、提出してください。
*字幕を付ける以外の動画の編集は禁止となります。

(2)応募用紙(A4、1枚のみ。書式自由)
(1)氏名/活動名
(2)所属(あれば)
(3)生年月日と年齢
(4)性別と身長
(5)住所
(6)連絡先(連絡の取れるEメールアドレスと電話番号を明記)
(7)略歴
(8)志望理由(200字程度)
(9)プロフィール写真(全身とバストアップ)
(10)2次選考の日程で、現時点でNGの時間帯があればお知らせください

*書類がA4サイズ1枚になっていない方は、書類不備となりますので、ご注意ください。
*ファイル名は応募者のお名前でお願いいたします。例「ご自身のお名前.pdf」

■応募方法
上記(1)(2)の提出物をまとめて頂き、所定のフォームより、お申し込みください。

▶︎応募フォーム
https://forms.gle/p5oUHpEobYYXSdYv7

*所定のフォームより応募できない場合は、メールにてご応募ください。その際、タイトルを「WTL2026 オーディション申込」としてください。
メールアドレス worldtheatrelabo.itij@gmail.com
*20MB以上のメールは受信することができません。
送信の際には添付ファイルの容量が20MB未満になっているかご確認ください

■上演までのスケジュール(予定)
稽古期間  12月1日(月)〜7日(日)及び 1月19日(月)〜1月27日(火)
稽古場 都内スタジオ
劇場入り期間 1月28日(水)〜2月1日(日) 上野ストアハウス
本番期間 1月31日(土)〜2月1日(日) 3ステージ

*応募された方の個人情報は厳重に管理し、今回の公募以外の目的に利用いたしません。
*選考に関する問い合わせには、一切応じる事はできません。予めご了承ください。

ITI日本センターでは、事業に関わるすべての人たちが対等な関係で協力協働ができるように、良好な環境の維持向上に努めます。
・当事業は、ハラスメント防止対策に真摯に取り組み、必要な対応を行います。
・参加者の方から、ハラスメントに関するご相談を受けた場合は運営スタッフが責任をもって対応いたします。

〈お問合せ〉
国際演劇協会日本センター事務局
メール worldtheatrelabo.itij@gmail.com
電話 03-3478-2189(平日11時~17時)

主催:(公社)国際演劇協会日本センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会

企画立案・プロデュース=林英樹
ディレクター=柏木俊彦、櫻井拓見
制作=村上理恵

 

 

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