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【翻訳者募集】ワールド・シアター・ラボ 「翻訳者育成プログラム」


ワールド・シアター・ラボ
「翻訳者育成プログラム」参加者募集のお知らせ

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ワールド・シアター・ラボは、海外で創作された現代戯曲の翻訳とワークショップ、リーディング上演を通して、次代を担う翻訳者の育成と、私たちが生きる同時代の世界の現実をよりよく理解する視点に触れる機会をつくることを目的に、様々な翻訳家・演出家・俳優たちとの共同作業を行っています。

一昨年に続き、戯曲集掲載作品(ドイツ語)の翻訳者を公募することといたしました。
監修者とのブラッシュアップ・ディスカッションを通じて、掲載を目指します。
当企画に興味を持つ翻訳者の方々はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしております。

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【募集要項】

〈作品〉
『Nachtland』(ドイツ/2022年)
作:Marius von Mayenburg
*使用言語:ドイツ語

2022年12月初演(ベルリン・シャウビューネ劇場)。亡き父の家を子どもたちが片付けているとき、屋根裏に隠してあった古い絵画が見つかる。それは1920年代のウィーンの教会を描いた風景画だったが、キャンバスに記された署名はその後ドイツに独裁者として君臨した男の名前に似ていた。この絵画をめぐる騒動を喜劇として描きながら、現在のヨーロッパ社会の右傾化、極右政治勢力の台頭、人々の心に埋もれている衝動を辛辣に風刺する。英語圏では2024年2月にロンドンのヤング・ヴィック劇場で翻訳上演された。

〈選出人数〉
1名

〈スケジュール〉
(1)応募締切:2025年7月18日(金)
(2)一次(書類)選考発表:7月22日(火)
(3)二次(翻訳)選考締切:8月22日(金)
※二次選考は、対象作品の一部を翻訳したものを提出いただきます。
(4)最終(オンライン面談)選考:8月下旬
※二次選考を通過された方は、オンライン面談を行います
(5)翻訳者決定:9月1日(月)
(6)監修者とのブラッシュアップ期間:9月中旬〜11月中旬
(7)戯曲翻訳締切:11月30日
(8)戯曲集製本・掲載:12月
(9)リーディング公演(別企画)時に戯曲集頒布予定:2026年1月下旬

〈応募資格〉
・上演作品の日本語への翻訳(単独での翻訳。共訳・翻訳協力は含めない)の実績が3作以下の個人。
・国籍、年齢、居住地などは問いません。

〈応募方法〉
以下の必要項目すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ1枚(pdfファイル)にまとめ、下記フォームにてお申し込みください。
※ファイル名は応募者のお名前でお願いいたします。例「ご自身のお名前.pdf」

■応募用紙記載事項(A4、1枚のみ。書式自由)
(1)氏名/活動名
(2)所属(あれば)
(3)年齢
(4)連絡先(連絡の取れるEメールアドレスと電話番号を明記)
(5)略歴
(6)応募動機(400字以内)
(7)翻訳の実績(もしあれば)

■応募フォーム 締切:7月18日(金)
https://forms.gle/ft9xcQE8e2AkUHhE9

※フォームより応募ができない場合は、メールにてご応募ください。
その際、タイトルを 「翻訳者育成プログラム2025 参加者応募」としてください。
メールアドレス:worldtheatrelabo.itij@gmail.com

*掲載料として、30,000円(税込)を参加者にお支払いします。
*応募された方の個人情報は厳重に管理し、今回の公募以外の目的に利用いたしません。
*選考に関する問い合わせには、一切応じる事はできません。予めご了承ください。

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◆監修者
新野守広(にいの・もりひろ)
立教大学異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科特別専任教授。ドイツ語圏の演劇を専門とする。2006年、国際演劇評論家協会日本センターAICT賞受賞。2009年、小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞。当団体が刊行する『国際演劇年鑑』では、2020年版より現在に至るまで編集長をつとめる。

◆監修者からのメッセージ
俳優たちが舞台上で実際にやり取りする日本語を考え出しましょう。易しいドイツ語やありふれた言い回しで原文が書かれていても、ちょっとした訳し方の違いや選んだ訳語の違いで人物の性格や人間関係の印象ががらりと変わることも多くあります。登場人物たちがどのような状況にいて、互いに何を伝えようとしているかを考え、説明的になるのを避けつつ、簡潔でわかりやすく翻訳するのは、それほど簡単なことではありません。簡単ではないだけに、完成したときの喜びも大きいと思います。

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ITI日本センターでは、事業に関わるすべての人たちが対等な関係で協力協働ができるように、良好な環境の維持向上に努めます。
・当事業は、ハラスメント防止対策に真摯に取り組み、必要な対応を行います。
・参加者の方から、ハラスメントに関するご相談を受けた場合は運営スタッフが責任をもって対応いたします。

〈お問合せ〉
国際演劇協会日本センター事務局
メール worldtheatrelabo.itij@gmail.com
電話 03-3478-2189(平日11時~17時)

主催:(公社)国際演劇協会日本センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会

企画立案・プロデュース=林英樹
ディレクター=柏木俊彦、櫻井拓見
制作=村上理恵

 

 

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