「紛争地域から生まれた演劇 その4」(2012年12月)で、タイの現代演劇作品『Destination』リーディング公演を演出した鈴木アツト氏(劇団印象(いんぞう)-indian elephant-主宰)が、国際交流基金アジアセンターのフェローシップ第1号として、4月からバンコクに滞在しています。約2ヶ月間にわたるフェローシップ活動で、鈴木氏は、新作「グローバル・ベイビー・ファクトリー2」の戯曲創作のため代理出産ビジネスの取材を行っているほか、タイの社会派演劇、ドキュメンタリー演劇の現状を調査しています。
6月6日(土)に、鈴木氏の帰国報告会を、国際交流基金本部(四谷三丁目)にて、国際交流基金アジアセンター、劇団印象-indian elephant、当センターの共催で開催します。
本報告会では、フェローシップ活動の様子やタイの演劇事情を紹介するほか、8月の新作上演に先だち、本公演キャストによる書き下ろしリーディング公演を開催します。また、ゲストに劇作家・演出家で二兎社主宰の永井愛さん、雑誌「新劇」の元編集長でライターの岡野宏文さんをお迎えし、上演後に客席も交えながら、作品のブラッシュアップ・ワークショップを行います。
タイの演劇事情、海外へのリサーチに興味のある方、リーディング公演を見てみたいという方など、どなたでもご参加できます。お気軽にお越しください。(参加無料)
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