紛争地域から生まれた演劇8
ベルギー & イラン
日程 2016年12月14日(水)~18日(日)(予定)
会場 東京芸術劇場 アトリエウエスト
『ジハード Djihad』
(ベルギー)
ブリュッセル出身の移民二世の若者三人はイスラム過激派に関わり、旅に出るが…
作:イスマエル・サイディ Ismaël Saidi
翻訳:田ノ口 誠悟
*著作権代理:株式会社フランス著作権事務所
『白いウサギ、赤いウサギ White Rabbit, Red Rabbit』
(イラン)
演出なし!セットなし!稽古なし!兵役拒否のために国外に出る自由のなかったイランの青年が驚きの手法で書いた世界的ヒット作
作:ナシーム・スレイマンプール Nassim Souleimanpour
翻訳:關 智子
★各回上演後には、ゲストを迎えたトークを開催予定
★各作品の上演日時、演出、俳優、お申込方法等の詳細はセンターのホームページ、SNSにて随時更新
(参考)新聞に掲載された『ジハード』の記事
・朝日新聞(2015年12月29日付)
「移民の疎外感、伝える 過激派の拠点になったベルギー」
・毎日新聞(2015年12月30日付)
特集「テロと欧州」より「若者の過激化防ぐ「ジハード」上演 ベルギー」
【紛争地域から生まれた演劇シリーズ】
ユネスコ傘下のNGOである国際演劇協会(ITI=International Theatre Institute)は、演劇を通じて平和の構築を目指す取り組みとして、世界各地で「紛争地域の演劇」と題するプロジェクトを行っています。
日本センターでは、これに呼応するかたちで、『国際演劇年鑑』(Theatre Yearbook)の特集企画として2009年から「紛争地域から生まれた演劇」シリーズを実施しています。これまで7回にわたり、日本に知られていない優れた戯曲を発見・翻訳し、リーディングやレクチャー、シンポジウムなどを通して、さまざまな国と地域から19作品を紹介してまいりました。
(参考) 紛争地域から生まれた演劇1~7
主催 文化庁、公益社団法人国際演劇協会日本センター
共催 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
制作 公益社団法人国際演劇協会日本センター
文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」