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【ワールド・シアター・ラボ】出演者オーディション開催


 

海外の現代戯曲を、翻訳という視点から探求する「ワールド・シアター・ラボ」。
3年目となる今回は、202­3年2月に、イギリスの作品『ロッテルダム』とキューバの作品『若造(チャマーコ)』のリーディング公演を予定しております。

この公演に際しまして、出演者オーディションを実施いたします。

出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、必要項目すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ1枚にまとめ、所定のフォームよりお申し込みください。

【A】【B】複数作品の応募可能です。
A4サイズ1枚になっていない方は、書類不備となりますので、ご注意ください。
 

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■上演2作品

【A】『ロッテルダム』(イギリス)
原題 Rotterdam
作 ジョン・ブリテン Jon Brittain
演出 豊永純子
翻訳 一川華

【B】『若造(チャマーコ)』(キューバ)
原題 Chamaco
作 アベル・ゴンサレス=メロ Abel González Melo
演出 西沢栄治
翻訳 仮屋浩子
 

■作品について

【A】『ロッテルダム』
〈作品紹介〉
舞台はオランダのロッテルダム。大晦日の晩、フィオナは恋人のアリスに自身がトランスジェンダー男性であることを告白する。恋人を理解しようと努めるアリスだが、一つの疑問が頭に浮かぶ。「恋人が男性なら、私はレズビアンではなくストレートなのか?」フィオナは性別移行し、エイドリアンとして生きていくことを決意する。兄のジョシュはそんな彼をサポートする。一方、アリスは同じ職場の女性、レラニと距離を縮めていく…。生活の変化の中で揺らぐアリスとエイドリアンのアイデンティティへの不安や苦悩を、細やかに、かつコミカルに描く会話劇。

〈作家〉ジョン・ブリテン
劇作家、コメディ作家、演出家。『ロッテルダム』は2015年にサウスロンドンのシアター503にて初演。ウエストエンドやオフブロードウェイでも上演され、2017年にローレンス・オリヴィエ賞(Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre)を受賞。チャールズ・ウィンター賞の最優秀新人劇作家部門にノミネートされるなど注目を集めた。その他の代表作に『A Super Happy Story (About Feeling Super Sad)』、デヴィッド・ウォリアムスの児童書『Billionaire Boy』のミュージカル翻案など。

〈演出〉豊永純子
演出家。1988年神戸市生まれ。東京藝術大学 先端芸術表現科卒。同大学院修了。現在、東京藝術大学非常勤講師。2021年より日本演出者協会 戯曲部。今までゲーテ、チェーホフ、岸田國士、別役実などの戯曲を演出。
瀬戸内国際芸術祭2019『トラと呼ばれたサル』『蛙の池の今昔物語』脚本・演出。香川大学や小豆島の農村歌舞伎保存会/地域の方々と共に演劇を創作した。
2022年5月にJ-Theaterリーディング公演『教育』(作:田中千禾夫)、7月に髭亀鶴『二人で狂う』(作:イヨネスコ)を演出。

 

【B】『若造(チャマーコ)』
〈作品紹介〉
クリスマスイブの夜、キューバの首都ハバナの旧市街。ある公園では二人の若者がチェス盤の上で自分達の運命を賭けたゲームを繰り広げている。ある家ではクリスマス・ディナーをこしらえた姉が弟の帰りを待っている。愛、狂気、そして死によってある家族が深く傷つけられていく。生き延びるために都会へと越境する若者たち、深刻な経済危機によってもたらされる生きづらさや、貧困問題を抱える社会主義国家キューバの入り組んだ矛盾のある姿が、セクシュアリティといったトピックを絡めながらスリリングにあぶり出される。
初演2006年(キューバ)。10言語以上に翻訳、十数国以上で翻訳上演、そして映画化されたアベル・ゴンサレス=メロの代表作。

〈作家〉アベル・ゴンサレス=メロ   Abel González Melo
1980年生まれ。キューバ出身。劇作家、演出家。キューバ芸術大学で演劇学の学位、後マドリード・コンプルテンセ大学で優秀な成績で文学博士号と演劇学修士号を取得、ロンドンのロイヤルコート劇場国際レジデンスを修了。20年以上にわたり、劇作を中心に様々なジャンルの作家として活動。戯曲は11ヶ国語に翻訳され、15ヶ国で上演、出版されている。代表作は『バヤメサ』(カサ・デ・ラス・アメリカス国際賞、2020年)、『叙事詩』(ビルヒリオ・ピニェラ国民劇作家賞、2014年)、『メカニカ』(キューバ作家・芸術家連合賞、2014年)、『若造(チャマーコ)』(在キューバスペイン大使館賞、2005年)。創作活動に加え、演劇論研究、文芸編集、教育に情熱を注いでいる。

〈演出〉西沢栄治
1971年 東京生まれ。
シェイクスピアや歌舞伎などの古典から近代戯曲はたまた不条理劇まで、ノンジャンルに、演劇ならではの面白さを求めて活動中。
主な演出作品
『天保十二年のシェイクスピア』『女の平和』『四谷怪談』『あーぶくたった、にいたった』『夏の夜の夢』『十二人の怒れる男』など。

 

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【募集要項】

■参加条件
・海外戯曲に興味のある方で、心身ともに健康な方
・下記の稽古及び劇場入り期間のすべてに参加できること
・出演料あり
・応募書類は返却いたしません
・審査結果に関わるご質問にはお答えできません
※新型コロナ感染症対策に対応しながらの上演となりますので、予定が変更になることがございます。その際にはご協力をお願いいたします。
 

■募集対象
・【A】『ロッテルダム』20代〜30代の俳優
・【B】『若造(チャマーコ)』20代〜60代の俳優
 

■選考について
・1次審査<書類選考>
応募期間:
【A】『ロッテルダム』8月8日(月)〜8月15日(月)
【B】『若造(チャマーコ)』8月1日(月)〜8月7日(日)

結果は、下記期日までに合否関わらずメールにて通知いたします。
【A】『ロッテルダム』9月3日(土)まで
【B】『若造(チャマーコ)』8月27日(土)まで

・2次審査<実技審査>
書類選考通過者のみ。実技審査を行います。
審査結果は、オーディション後、2週間以内にお知らせいたします。

【A】『ロッテルダム』
10月1日(土)13:00〜21:00
10月2日(日)13:00〜21:00

【B】『若造(チャマーコ)』
9月3日(土)17:00〜22:00
9月4日(日)17:00〜22:00

※ 会場は東京都内となります。
※1次審査<書類選考>を通過した方に、日程と会場をお知らせいたします。
 

■応募用紙記載事項(A4、1枚のみ。書式自由)
(1)氏名/活動名
(2)所属(あれば)
(3)生年月日と年齢
(4)性別と身長
(5)住所
(6)連絡先(連絡の取れるEメールアドレスと電話番号を明記)
(7)略歴
(8)志望理由(200字程度)
(9)プロフィール写真(全身とバストアップ)
(10)希望作品(複数可)
(11)2次審査の日程で、現時点でNGの時間帯があればお知らせください
 

■オーディション参加費
無料(書類作成費、会場までの交通費は自己負担となります)
 

■応募方法
上記の項目を、A4サイズ(1枚まで)にまとめて頂き、所定のフォームより、お申し込みください。
*ファイル名は応募者のお名前でお願いいたします。例「ご自身のお名前.pdf」
*所定のフォームより応募できない場合は、メールにてご応募ください。その際、タイトルを「WTL2023オーディション申込」としてください。

【A】『ロッテルダム』応募フォーム
https://forms.gle/z8nP66fXuhYZ9fm18
(応募期間:8月8日(月)〜8月15日(月))

【B】『若造(チャマーコ)』応募フォーム
https://forms.gle/LSBTWM8eikD7EF5v7
(応募期間:8月1日(月)〜8月7日(日))

メールアドレス worldtheatrelabo.itij@gmail.com
*20MB以上のメールは受信することができません。
送信の際には添付ファイルの容量が20MB未満になっているかご確認ください
 

■応募期間
【A】『ロッテルダム』8月8日(月)〜8月15日(月)
【B】『若造(チャマーコ)』8月1日(月)〜8月7日(日)
 

■上演までのスケジュール(予定)
顔合わせ 2023年1月上旬
稽古期間 2023年1月30日(月)〜2月12日(日)うち8日~10日ほど
稽古場 都内スタジオ(予定)
劇場入り期間 2月13日(月)〜19日(日)上野ストアハウス(予定)
本番期間 2月16日(木)〜19日(日)各作品2ステージ(予定)
 

ITI日本センターでは、事業に関わるすべての人たちが対等な関係で協力協働ができるように、良好な環境の維持向上に努めます。
・当事業は、ハラスメント防止対策に真摯に取り組み、必要な対応を行います。
・参加者の方から、ハラスメントに関するご相談を受けた場合は運営スタッフが責任をもって対応いたします。
 

【お問合せ】
国際演劇協会日本センター事務局
メール worldtheatrelabo.itij@gmail.com
電話03-3478-2189(平日11時~17時)
文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
次代の翻訳者育成セミナー「ワールド・シアター・ラボ」
主催=文化庁、公益社団法人国際演劇協会日本センター
企画制作=公益社団法人国際演劇協会日本センター

企画立案・プロデュース 林英樹
ディレクター 柏木俊彦
制作 村上理恵

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