shochiku
201401~2
tomin_b
ITIbanner
W468×H60_r1_c1 (1)

※11/15(水)締切 ワールド・シアター・ラボ「『家族の配列』戯曲読解ワークショップ」(オンライン、2023/12/18〜22)参加者募集


ワールド・シアター・ラボ「『家族の配列』戯曲読解ワークショップ」(オンライン、2023/12/18〜22)開催のお知らせ

「ワールド・シアター・ラボ」は、海外で創作された現代戯曲の翻訳と上演を通して、次代を担う翻訳者の紹介・発掘と、私たちが生きる同時代の世界の現実をよりよく理解する視点に触れる機会をつくることを目的としています。

この度、2024年2月にリーディング上演予定の台湾の現代戯曲『家族の配列』(原題:家族排列)を4回講座で掘り下げる「海外戯曲の戯曲読解ワークショップ」(オンラインZoom)を開催いたします。
対象は、翻訳者、またはそれを志す方、海外戯曲読解に関心のある演出家、劇作家、俳優など。戯曲を事前にお渡しし、ディスカッションを通して、海外戯曲を共に深めていく参加者を募集します。奮ってご応募ください!

====================

『家族の配列』(台湾)戯曲読解ワークショップ【オンライン】
作:リー・ピンヤオ 李屏瑤
翻訳:山﨑理恵子
ファシリテーター:EMMA(旧・豊永純子)

〈日時・内容〉
1)12月18日(月)18:30~21:30
_目標の共有、翻訳者によるレクチャー、読み合わせ(前半)
2)12月19日(火)18:30~21:30
_読み合わせ(後半)、ディスカッション
3)12月21日(木)18:30~21:30
_視点AB、ディスカッション
4)12月22日(金)18:30~21:30
_視点CD、ディスカッション、振り返り

※WS終了後、レポートをご提出(A4用紙、1枚程度)いただきます

〈ファシリテーターより〉
『家族の配列』の登場人物は4人。関係・心境・身体などさまざまな変化を軸に、4人全員を主体として読み解くことができる貴重な戯曲です。それぞれの役を尊重し適切な距離を保ちながら、4つの視点を探ることができる絶好のテキストだと感じています。作家は何を描きたかったのか? この戯曲が私たちに放つメッセージは何か? 海外戯曲を読む時に直面する文化や常識の違いを注視しながら、みなさまと一緒に様々な発見をしていきたいと思います。

〈作品紹介〉
裕福な家庭で「一人っ子」として育ってきた陳嘉玲は、LINEで父の死の知らせを受け取る。葬儀に参列すると、そこには、その時、初めて存在を知る異母姉妹弟(きょうだい)の盧佳恵、盧佳嘉、盧佳華も来ていた。
1人の父、二つの家庭、三角関係、そして4人の姉妹弟(きょうだい)。
最初は距離があった4人だが、LINEグループを作り連絡を取り合う内、次第に色々なことが話せるようになってくる。
4人の登場人物の時間の流れと共に変化していく事象や関係性を通して、家族とは? 愛とは? ジェンダーとは? と、現代台湾の日常と若者の生態を探る。
李屏瑤自身の父の死を経験した時のことをベースに執筆した作品。

〈作家〉リー・ピンヤオ 李屏瑤
1984年、台湾生まれ。小説家、劇作家、ライター。2023年〜2024年 台湾国家両庁院レジデンスアーティスト。小説『向日性植物』は日本語翻訳版も出版されている。その他の代表作に劇作『無眠』(仮訳:眠れない夜)、エッセイ集『台北家族、違章女生』(仮訳:台北家族・アウトロー女子)などがある。戯曲『家族の配列(原題:家族排列)』は第19回台北文学賞優等賞受賞、2020年台北フリンジフェスティバルで「演劇の中の演劇」賞を受賞。自身がパーソナリティーを務めるpodcast『atypicalgirl_lalaLand』は2022年podcast世界ランキングトップ1%入りを果たし、その中で最も注目される番組の一つとなっている。

〈ファシリテーター〉EMMA(旧・豊永純子)

演出家。1988年神戸市生まれ。これまでゲーテ、チェーホフ、岸田國士、別役実、田中千禾夫などの戯曲を演出。瀬戸内国際芸術祭にて、小豆島の農村歌舞伎保存会や地域の方々と共に創作するなど、歴史や文化をリサーチして公演を行う経験も多数。近作は、壁なき演劇センター『Light on Tennessee Williams』(作:EMMA)、ワールド・シアター・ラボ『ロッテルダム』(作:ジョン・ブリテン、訳:一川華)、髭亀鶴『二人で狂う』(作:イヨネスコ)など。現在、東京藝術大学 非常勤講師。日本演出者協会、戯曲研修部。2022年より活動名をEMMA(エマ)へ変更。

〈翻訳者〉山﨑理恵子

神戸出身。京都産業大学中国語学科在学中より中国語による中国演劇の上演に参加。1991年より中国・北京中央戯劇学院の演劇演技コースに留学。2000年に同学院修士号取得。1996年より北京にて、日本の現代戯曲を中国語に翻訳し現地の俳優やスタッフとの共同創作にてプロデュース公演を行う。2000年、香港に渡り、演劇制作会社をoffice30設立し、日本現代演劇シリーズ公演を展開。2009年に帰国後、色々な紆余曲折を経て、2017年演劇ユニット・亜細亜の骨を始動。アジアのアーティスト達とのコラボレーション作品を世界に発信することを活動の指針としながら企画・プロデュース・翻訳・演出を行っている。

====================

【募集要項】
■対象 翻訳家、または、それを志す者。劇作家、演出家、俳優等。
■参加条件 原則、全日程参加できる方。海外戯曲に関心がある方。
■募集人数 10名ほど
■参加費 3,000円(全4回)
■参加方法 オンライン実施。Zoomを使用予定。

■応募方法
所定の申し込みフォームより①〜⑧項目をご入力の上、お申し込みください。
①氏名/活動名 ②所属(あれば) ③生年月日 ④性別 ⑤住所
⑥連絡先(連絡の取れるEメールアドレスと電話番号を明記)
⑦略歴 ⑧応募理由(200字程度)

※募集人数を超えた場合には選考あり
※参加者には、戯曲の粗訳を郵送いたします。

応募フォーム https://forms.gle/X5sWSyqeg83tVS21A

■応募締切 2023年11月8日(水)まで 2023年11月15日(水)まで
■参加可否のご連絡 2023年11月17日(金)まで

ITI日本センターでは、事業に関わるすべての人たちが対等な関係で協力協働ができるように、良好な環境の維持向上に努めます。
・当事業は、ハラスメント防止対策に真摯に取り組み、必要な対応を行います。
・参加者の方から、ハラスメントに関するご相談を受けた場合は運営スタッフが責任をもって対応いたします。

【お問合せ】
国際演劇協会日本センター事務局
メール worldtheatrelabo.itij@gmail.com
電話03-3478-2189(平日11時~17時)

令和5年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業「次代の翻訳者育成セミナー」(「ワールド・シアター・ラボ」)
主催:(公社)国際演劇協会日本センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(次代の文化を創造する新進芸術家育成事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会
企画立案・プロデュース=林英樹
ディレクター=柏木俊彦、櫻井拓見
制作=村上理恵

Check Also

※アーカイブ公開終了しました※ 【ワールド・シアター・レポート File 12】12/22 神崎舞さんによるカナダ演劇レポート

アーカイブ映像の公開は終了いた …