紛争地域から生まれた演劇シリーズ15『イサク殺し』のアフタートーク/登壇者が決定しましたのでお知らせします。
▪️10月13日(金)19時の回 小林七緒(演出家・俳優)/村井華代(共立女子大学教授・『イサク殺し』翻訳・ドラマトゥルク)
▪️10月14日(土)14時の回 ダニー・ネフセタイ(家具作家&平和活動家)/村井華代
▪️10月15日(日)14時の回 生田みゆき(演出家)/村井華代
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■10月13日(金)19時の回
小林七緒(演出家・俳優)
一般社団法人日本演出者協会常務理事。日本劇団協議会常務理事。
2000年、文化庁在外研修員として一年間カナダ留学。帰国後「若手演出家コンクール 2001」で最優秀演出家賞を受賞。
戯曲の緻密な読み込みを基に、俳優の持ち味を十二分に生かしたテンポ感のある演出には定評がある。演出者協会では各地でのワークショップ「演劇大学」「若手演出家コンクール」を担当、劇団協議会においても人材育成部を担当し、育成事業に力を入れている。
最近の主な演出作品に『ピアフ〜私は何も後悔しない〜』『腰巻お仙〜振袖火事の巻』『少女都市からの呼び声』『夕食の前に』『ベンガルの虎』など。
出演作品に『ヒme呼』『不思議の国のアリス』『黒塚~一ツ家の闇』など。
新国立劇場演劇研修所・バレエ研修所講師。早稲田大学非常勤講師。
村井華代(共立女子大学教授・『イサク殺し』翻訳・ドラマトゥルク)
国別によらず、演劇に関わる理論・歴史を対象としてきたが、2012年からは専らイスラエル演劇について研究。一方で演劇による社会的実践に着手、年平均100人の学生が舞台劇を上演する授業プロジェクトKALECO主宰(2015-2017)、横浜寿町でのフリーライブ企画「ぬちぐすい寿」主宰(2023)など。イスラエル演劇に関する近著に「「共存」の境界線 : アッコー・フリンジ演劇祭2017」(『共立女子大学・共立女子短期大学総合文化研究所紀要24』2018年)、翻訳戯曲「モティ・レルネル『イサク殺し』」(『《戯曲集》紛争地域から生まれた演劇12』2021年)、劇評家として「『明日のハナコ』の問題圏」(『シアターアーツ67』2023年)ほか。
■10月14日(土)14時の回
ダニー・ネフセタイ(家具作家&平和活動家)
1957年:イスラエル生まれ。
1975年:高校卒業後、徴兵制によるイスラエル軍入隊。空軍にて3年間兵役を務める。レーダー部隊。
1979年:退役後アジアの旅に出る。来日し日本各地をヒッチハイクなどで旅をし、交流を深める。
1988年:東京より埼玉県皆野町へ引っ越す。「木工房ナガリ家」を開設。
1999年:皆野町に自宅のログハウスを夫婦で自力建設。
現在:夫婦で注文家具、遊具、木工小物、社会性オブジェの創作活動。
ギャラリーにて個展、グループ展など開催。一男二女あり。
その他、社会活動として講演活動中。テーマは「外国人の目に映る人権」「世界情勢から平和を考える」など。
著書『国のために死ぬのはすばらしい?』(高文研、2016年)
新刊を2023年12月に出版予定。
■10月15日(日)14時の回
生田みゆき(演出家)
文学座所属、演劇ユニット「理性的な変人たち」メンバー 。大阪府出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。 ITI企画では、紛争地域から生まれた演劇シリーズ10『これが戦争だ』、ワールド・シアター・ラボ2021『自殺の解剖』演出。近年の演出作品に『建築家とアッシリア皇帝』『占領の囚人たち』『海戦2023』『アナトミー・オブ・ア・スーサイド』など。