英連邦部会 第4回戯曲研究&懇親会
アプライドドラマ『帰還(Returning)』
プレ・テキスト/構成:アレン・オーエンズ(チェスター大学教授・教育学博士)
訳・プラクティショナー(実施者):オーハシヨースケ(NPO法人祈りの芸術TAICHI-KIKAKU)
あなたも体験してみませんか!
日本初! アレン・オーエンズの劇場アプライドドラマ!
どうぞリラックスしてお席にお着き下さい。ドラマの進行に合わせて、お隣の人と話し合ったり、議論したり、劇の登場人物たちと話したり、そんなふうにドラマに参加するお芝居です。
このプレ・テキストは、1972年に暗殺されたパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニー(Ghassan Kanafani)によって書かれた短い物語について描かれた応用ドラマです。
パレスチナのヨルダン川西岸地区に住む夫婦が、ハイファにある旧自宅を訪ねる物語です。
それは20年を経て初めての帰還でした。そして彼らが旧自宅を離れて以来ほぼ一日も欠かさずに考え続けてきたことに直面します・・・・・・・(アレン・オーエンズ)
「アプライドドラマとは、演劇作品の上演を目的としない、ドラマをすること自体を目的とした活動である。・・アプライドドラマは、現代の学校教育で求められている子供たちが他者と協働する力、自己理解・他者理解の能力、コミュニケーション能力、問題解決力、社会性を育成するだけでなく、(学校教育だけではない)さまざまなニーズに合わせて応用されることができるドラマ活動である」【小林由利子編『やってみよう!アプライドドラマ』(図書文化社)より】
日時:11月6日(日) 開演 午後1時30分&午後5時
*開場は開演の30分前です。
会場:新宿・フリースペース無何有Chigusa3(居酒屋千草3階)
JR新宿駅中央東口徒歩3分 東京都新宿区新宿3-34-3 電話03-6457-8733
会費:ワンドリンク付き 1000円
*夜の懇親会に参加の場合はプラス懇親会費500円。
お問い合わせ・お申し込み:info@acture.biz
【ITI英連邦部会について】
イギリス、オーストラリア、カナダなど英連邦諸国の演劇に関係するITI会員を中心に結成されたITI 内の任意の部会です。
2015年7月21日の結成の際には祝杯をあげ「言葉を大事にする芸術を伝えていくことだ」という会の使命を確認しあい、活動を開始しました。これまで次の3作品を戯曲研究会でとりあげています。
作=ニコラス・ビヨン 訳=吉原豊司 演出=新見真琴
出演=川口啓史 一谷真由美 かわはらゆな
『その後の二人~ソーニャとアンドレイ~』
作=ブライアン・フリール 訳・リーディング監修=吉岩正晴
出演=松本紀保・川口啓史
作=ミシェル・トレンブレイ 訳=吉原豊司 演出=青柳敦子
出演=辰巳次郎 品川恵子 一谷真由美 かわはらゆな
そのほか、海外との交流:舞台芸術専門の翻訳家・通訳育成プログラム: 俳優教育と演劇教育との相違の啓蒙: 留学希望者セミナー等々の企画実現を目指しています。
文責:吉岩正晴