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【会員近況】壁なき演劇センターよりワークショップ(5月、8-9月)のご案内


現在、日越共同制作『ワーニャ伯父さん』(作=アントン・チェーホフ、演出=杉山剛志)に取り組んでいる壁なき演劇センターさんより、ワークショップ「『ワーニャ伯父さん』の創作を通して学ぶ俳優と演技の基本」のお知らせをいただきました。

ロシアでは5年間の俳優教育が行われることをご存知でしょうか? 俳優は職業の一つであり、技術職。体系立てて俳優としての「技術」を学び、その基盤の上に演じる個人の「個性」が活きてくる、という考え方です。

ロシア国立モスソヴィエト劇場で学んだ演出家の杉山剛志を講師に、海外でも通用する俳優としての基礎を、戯曲の読み方から、演技にどう昇華させるかまで、戯曲の解釈とディスカッション、即興でのシーン立ち上げを丁寧に行うプロセスを通して、ワンストップで学ぶWSです。題材はチェーホフ作「ワーニャ伯父さん」。古典に取り組んだことがない方、苦手意識をお持ちの方、俳優としてスランプに陥ってる方、目からうろこのWSとなるはずです。ぜひご参加ください!

現在、壁なき演劇センターでは、日本とベトナムの現代演劇国際共同制作事業を行なっており、2017年の12月に2週間ベトナムのハノイにて「ワーニャ伯父さん」1幕の創作を通したWSを実施しました。今回はハノイではなく東京にて、ベトナムの俳優が経験したものと同じWSを実施します。戯曲の読み方から、演技の基本、そして作品作りまで、ワンストップで学べる内容になっています。

2019年3月にワーニャ伯父さん全編を東京で公演する予定でおり、一緒に作品を創ることができる俳優の皆様と出会いたいと考えています。今後も続く国際共同制作事業に関しても、もしチャンスがあれば、お声がけさせていただくかもしれません。

皆様にお会いできること、心より楽しみにしております。

第2回 ワーニャ伯父さんの創作を通して学ぶ俳優と演技の基本。
-ロシアのモスソヴィエト国立劇場に研修演出家として所属した杉山剛志による、スタニスラフスキー・システムの実践的活用法!-

■期間
第2回 2018年 5/13(日)-5/26(土) *5/19(土)中休み
第3回 2018年8/19(日)-9/1(土) *8/25(土)中休み

◼️プログラム内容
・五感と想像力を向上させるトレーニング
・演技と直結する戯曲の読み方
・即興を利用したシーン上演(身体的行動による戯曲分析法)
・第一幕の通し上演の発表

◼️対象
•様々な演劇メソッドを学んだけれど、創作の現場でどう活かされているのか、活かせばいいのか、ピンと来ない方
•古典戯曲はおもしろくない、つまらないと思っている方
スランプに陥っていて前に進めないという方をはじめ、今勢いづいている方にも学びの多い機会になるはずです。是非ご参加ください!

■講師プロフィール
杉山剛志
一般社団法人 壁なき演劇センター 代表理事。1974年生まれ。1995年よりフランス・パリ国立高等演劇学校教授に師事し、スタニスラフスキー・システムをベースにした5年制の体系的俳優教育を受ける。2000年よりロシア・フランス・ドイツ・ベルギーなどから招聘した各国の第一線で活躍する演出家と国際共同創作プロジェクトを4年間に渡り行なう。2004年に演劇集団ア・ラ・プラスを結成し、演出家として活動を開始。2008年からロシア国立モスソヴィエト劇場にて芸術監督演出家ユーリー・エリョーミン氏に師事し、研修演出家として作品創作に携わりながら、2年間モスクワで本格的に演出を学ぶ。
2012年からは東京で国際スタンダードの体系的俳優育成も開始。アジア諸国の子供たちを対象にしたシアター・エデュケーションも継続的に実施している。主な代表作は、『僕らは生まれ変わった木の葉のように』(東京/パリ公演)、『授業』(利賀演劇人コンクール2011選出)、『バルカンのスパイ』(東京公演/ステーリノ・ポゾリェ国際演劇祭(第4位受賞)を含むセルビア5都市ツアー)、『ビザール〜奇妙な午後〜』(東京公演)、『かもめ』(東京公演/ベトナム国際実験演劇祭(最優秀作品賞/最優秀演出家賞を受賞)/ベオグラード国際演劇祭を含む南東欧3カ国5都市ツアー)など。

料金、スケジュール、申込方法など、詳しくは壁なき演劇センターのホームページをご覧ください。

 

 

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