会員の佐々木英子さんより、ゴールデンウィークに開催の、6日間集中ドラマ教育講座のご案内をいただきました。(4/28、29、5/3、4、5、6)
昨年、好評だった基礎コースに続き、今年もゴールデンウィークにドラマエデュケーター実践認定コースを開催いたします!今回も、三人三様の講師からそれぞれの専門を実践を通して学ぶことができ、最終日の認定立会人には、ユニバーサルデザイン、発達障がいが専門の心理学者、明星大学教授小貫悟さんにいらしていただきます。
ドラマ教育とは、欧米の学校で横断的に取り入れられているドラマ授業でつかわれている教育であり、語源がDO(行為する)であるように、生徒が主体になり対話を通して深く学べるアクティブラーニングの手法として演劇のプロセスを使うものです。
日本の若年層の問題として、発達障がいの増加、いじめ、自殺、虐待といった問題が取りざたされていますが、その具体的な対策はなされていないままです。今こそ、演劇の力が「具体的」に取り入れられてほしい。そのためには「実際に」できる先生方や演劇人をつくりたい。そして、同時に、現場の先生たちの日頃のストレスも解放してほしい、と考えています。
今回は、日本に初めて英国のアプライドドラマを紹介し、長年現地で研究実践を行っている英国在住ナオミ・グリーンさんには、昨年の国語教科書「スイミー」を多元的に使用した実践に続いて、新たなドラマ手法を。また、昨年、日経新聞にそのドラマ教育活動を紹介された、新劇の俳優で演出も手がける西海真理さんからは、英国の学校で実践されているドラマ教育を。そして、カナダで博士号を取得し、教師教育に演劇を取り入れる大学で教える川島裕子さんが参入し、コミュニケーションに活かすドラマを学ぶことができます。
今回初めての方にも、初日におさらいし、カウンセリングなどで補佐し、最終日には横のつながりをもてる交流会も設定していますので、ご心配なくご参加ください。一日参加枠もございます。
早割は、4月7日までですので、こちらも、是非、ご活用ください!
◎コース詳細&申込はコチラへ↓
https://peatix.com/event/609098/view
【ドラマ教育の第一人者、ジョナサン・ニーランズ教授より推薦のお言葉】
「日本における教育としてのドラマが発展するこの重要な機会へようこそ!
ドラマは、子どもや若者が自分自身、他者との人間関係、また、自分が生きている世界の複雑さを発見する、素晴らしいプロセスを提供してくれます。
ドラマを通じて、カリキュラムが現実にもたらされ、クラスで教わったことと実際の生活でのつながりを発見できるようになるのです。不確かさと紛争の絶えないこの時代に、ドラマは私たちの、自分とは異なる他者への共感を強化してくれます。
ドラマを通じて、想像力を発展させ、自信やチームスキルを学び、そして共に創造することを学ぶのです。―――これらは未来のために不可欠なスキルです。」
――――ジョナサン・ニーランズ(ウォーリック大学教授)
皆さまのご参加をお待ちしております!
アプライドシアター研究所
https://appliedtheatre.wixsite.com/labo