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【レクチャー】11/17 「演劇と紛争 ―国際演劇協会ドイツセンターの活動から―」


2005年にスーダンとドイツの国際演劇協会(ITI=International Theatre Institute)の協力によって始まった「Theatre in Conflict Zones(紛争地域の演劇)」。この試みを受けて、国際演劇協会日本センターでは09年に「紛争地域から生まれた演劇」シリーズを立ち上げ、今年で第10回を迎えます。

これを機に、「Theatre in Conflict Zones(紛争地域の演劇)」シリーズのスタートアップメンバーであるトーマス・エンゲル氏を招き、スーダンのハルツームで行われた『コーカサスの白墨の輪』に基づく演劇ワークショップのドキュメンタリー映像(アラビア語、英語字幕付き)などを交えながらプロジェクトの始まった経緯やプロセス、影響を紹介します。

*11月20日に国立能楽堂 大講義室にて関連イベント「ITIドイツセンターの活動とITI World Wideの動静について」を予定しています。

*当初「狂った血」上映も検討しておりましたが、都合により見合わせることといたしました。どうぞご了承ください。

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講師近影

レクチャー「紛争地域から生まれた演劇10」関連企画
「演劇と紛争 ―国際演劇協会ドイツセンターの活動から―」
Theater in Konfliktzonen – Aktivitaeten von ITI Zentrum Deutschland
講師:トーマス・エンゲル(国際演劇協会[ITI]ドイツセンター エグゼクティブ・ディレクター)
司会:新野守広(立教大学、ドイツ演劇)

11月17日(土) 14時~17時
*当日受付開始・開場時間は13時45分を予定しています
会場:ゲーテ・インスティトゥート(東京ドイツ文化センター)ホール
通訳付 入場無料(ご予約優先)

《アクセス》
ゲーテ・インスティトゥート(東京ドイツ文化センター)ホール
東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線 青山一丁目駅4(北)出口より徒歩7分。
赤坂郵便局、カナダ大使館を通り過ぎ、高橋是清公園と草月会館の間の道を右折、50mで左手に赤いレンガのドイツ文化会館内

《お申込・お問合せ》
国際演劇協会日本センター事務局
Mail:iti.lecture@gmail.com
TEL:03-3478-2189(平日11時~17時)
FAX:03-3478-7218
※メールやFAXでご予約の場合は、件名を「演劇と紛争申込」として、本文に以下5点をご明記ください。
1)氏名・ふりがな
2)人数
3)日中に連絡をとれる電話番号
4)iti.lecture@gmail.comから受信可能なメールアドレスまたはFAX番号

◇講師について◇
トーマス・エンゲル・・・1958年ベルリン生。国際演劇協会(ITI)ドイツセンター エグゼクティブ・ディレクター。ITI「芸術家のためのアクション・コミティー」創立メンバー。
88年、論文「シェイクスピア作品における登場人物の役割–演劇的空間と実社会の関係」でベルリンフンボルト大学演劇学博士(PhD)を取得。83年より10年間、東独のいくつもの公立劇場でドラマトゥルクとして勤務した。現在、ライプツィヒ大学歴史・芸術・中近東研究科付属Centre of Competence for Theatre(CCT) の理事をはじめ、国内外で各種審査員、理事、コミティーメンバーを務める。

◇司会者について◇
新野守広
・・・1958年生。国際演劇評論家協会(IACT)日本センター元会長。ドイツ語圏の演劇の翻訳・研究に携わる。著書に『演劇都市ベルリン』、『知ってほしい国ドイツ』。訳書に『ポストドラマ演劇』(共訳)、『最後の炎』、『ガウク自伝』など多数。第2回小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞。立教大学教授。

◇国際演劇協会(ITI)日本センターと「国際演劇年鑑」◇
国連教育科学文化機関ユネスコ傘下のNGO国際演劇協会(International Theatre Institute=ITI)は、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という前文ではじまるユネスコ憲章の趣旨に基づき、舞台芸術に関する情報交換と実践面での国際交流の促進を目的に、第二次大戦終結から3年後の1948年に創設されました。
ITI創設から3年後の1951年、ITI日本センターが設立されました。以来60年以上にわたって、各国相互の理解を深めるため、さまざまな事業を行っています。

日本センターでは、1972年から、1年間の国内外の舞台芸術状況をまとめた『国際演劇年鑑』(日英2分冊)を企画・編集・刊行しています。日本語版の「世界の舞台芸術を知るーTheatre Abroad」には日本国内と世界20以上の国・地域の舞台芸術について専門家が原稿を寄せ、英語版の「Theatre in Japan-日本の舞台芸術を知る」は日本語版に掲載の国内の舞台芸術事情を英訳して構成されています。2011年からは「紛争地域から生まれた演劇」シリーズの戯曲集も同時刊行しています。

『国際演劇年鑑』はオンラインでも公開しています!

文化庁委託事業「平成30年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
国際演劇年鑑2019関連企画
主催 文化庁、国際演劇協会日本センター
制作 国際演劇協会日本センター
共催 ゲーテ・インスティトゥート(東京ドイツ文化センター)

【配信用】シンボルマーク各種データCS6 70th-Anniversary-Logo-Color-Reverse-EN-263x300 GI_Logo_vertikal_gruen_IsoCV2

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