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『Bad Roads -悪路-』大阪公演 出演者募集オーディション開催のお知らせ


今年15周年を迎える「紛争地域から生まれた演劇シリーズ」が初めて大阪公演を行います。
混乱の続くウクライナの状況を、現地の劇作家が描いた現代戯曲『Bad Roads ―悪路―』を八尾プリズムホール リハーサル室にてリーディングの形式で上演いたします。
つきましては、10代の少女・20代の兵士役として出演いただける方を募集いたします。

【紛争地域から生まれた演劇シリーズ】
毎年、国際演劇協会日本センターが発行する「国際演劇年鑑」の特集企画として「紛争地域から生まれた演劇」シリーズを実施。世界各地で生起する様々な紛争に目を向け、同時代の政治的・文化的状況に対して新たな視座を提示している。これにより、演劇の持つ問題提起力を社会に示すとともに、演劇に関する調査研究と創作現場との連携協働を実現している。当企画で紹介した作品の中には、大小様々な劇団・劇場で舞台化されたものも少なくなく、その中には、小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞したものも2作ある。
https://iti-japan.or.jp/conflict/


『国際演劇年鑑2023』特集企画・紛争地域から生まれた演劇14『Bad Roads』
※全公演中止
https://iti-japan.or.jp/announce/8477/

 

~~オーディションによせて~~

大学時代まで過ごした大阪で、公演を行えるのをとても嬉しく思っています。
短い期間ではありますが、関西圏の若手俳優の皆さんと一緒に作品を創れるのがとても楽しみです!
ウクライナの複雑な状況について、当事者の声に耳を傾けることが出来る貴重な機会だと思いますので、
どうぞふるってご応募ください。

演出:生田みゆき

 

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【企画概要】
2022年12月に国際演劇協会(ITI)日本センターの企画で取り上げた、ウクライナの戯曲『Bad Roads』を地方に展開する。去年のロシアの軍事侵攻以来、ウクライナの状況は日本でも大きな注目を集めているが、本戯曲は2014年のロシアのクリミア併合を取り上げ、今の紛争の前段階として、特に東ウクライナで何が起きていたのかを、様々な立場の市民を取り上げて描いている。戯曲へのアクセスの難しさなどから、なかなか取り上げられにくいが、注目度の高い戯曲であると思われる。
この戯曲を、地方でWSを行い、作品への理解を深めつつ、初演の演出家生田みゆきと共にリーディングをベースに立体化していく。

【公演概要】
公演日程:2023年12月7日(木)~9日(土) ※リハーサル含む小屋入りは5日(火)から
会場:八尾プリズムホール リハーサル室
演出:生田みゆき(文学座)
出演予定者:石村みか(てがみ座)、斉藤淳(劇団俳優座)、寺田路恵(文学座)、花純あやの(セビロデクンフーズ)、三田村啓示、大江雅子、竹内宏樹(空間 悠々劇的)、松原由希子(匿名劇壇)

特設サイト:https://iti-japan-ticz.studio.site/

演出:生田みゆき(演出家)

文学座所属、演劇ユニット「理性的な変人たち」メンバー。大阪府出身。神戸大学発達科学部卒業。
近年の演出作品に『建築家とアッシリア皇帝』『占領の囚人たち』『アナトミー・オブ・ア・スーサイド』など。
https://ikutamiyuki.wordpress.com/

【作品概要】
『Bad Roads -悪路-』
ウクライナ出身の作家ナターリア・ヴォロズビート作。2014年のロシアによるドンバス、クリミア侵攻についての6つのドキュメンタリーストーリーが展開される。「女性が経験する戦争」をテーマに、戦時下の日常生活やセックス、人質行為、前線でのジャーナリズム、PTSDなどを取り扱う。
英国ロイヤルコートシアターにて2017年初演。上演時間約1時間40分。

作者:ナターリア・ヴォロズビート(劇作家、脚本家、映画監督)
1975年生まれ、ウクライナ・キーウ出身。劇作家として15作品以上の戯曲を執筆し、ロイヤルコートシアターやロイヤルシェイクスピアシアターなど、英国をはじめさまざまな国の劇場で上演される。脚本家としては複数の映画やシリーズ作品に参加し、原作者兼監督を務めた『Bad Roads』『Are you ok?』はベネチアとロカルノの国際映画祭で初上映された。演劇/ソーシャル・プロジェクト『Theatre of the Displaced People』、『Class Act East West』の創設者、活動家としても知られる。近年は『Bad Roads』が第77回ベネチア国際映画祭ベローナフィルムクラブ賞を受賞するなど、複数の作品が映画祭で入賞し注目を集めている。作品の多くはウクライナの戦争を題材にしている。ウクライナ・キーウ在住。

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【応募要項】

[募集内容]
(1)10代の少女:10代の少女に見える方
(2)兵士:20~30歳の男性に見える方

[募集対象]
20歳以上推奨。
過去に舞台公演出演経験がある方。(劇場入り後リハーサル・上演がタイトなスケジュールとなる為)
稽古、公演期間に参加できる方。
※取り扱う題材に、暴力や性的な描写が含まれます。ご不安な場合は戯曲の該当箇所をお送り出来ますので、ご相談ください。

稽古期間:11/19~11/30・・・Zoom5回程度+12/2~12/4・・・対面3回程度
公演期間:12/5~12/9(リハーサル含む)

[定員]10代の少女 2名程度 / 兵士 1名
※応募者多数の場合は書類選考あり。

[オーディション日程]
・10月14日(土)19:00~21:30
・10月15日(日)9:30~12:00、19:00~21:30
・10月16日(月)9:30~12:00、13:00~17:00
内いずれか1回30分程度。2~3名程度のグループで行います。
※予定が合わない場合は相談ください。

[会場]オンライン(Zoomにて実施)

[オーディション内容]
・1分程度の自己紹介
・作品の読み合わせ
・企画内容等への質疑応答
※書類選考通過者へ戯曲の一部(読み合わせの該当部分)をデータにてお送りいたします。

[応募方法]
応募用紙(Excel)に必要事項を記入のうえ、
件名「『Bad Roads』大阪公演オーディション応募」として下記メールアドレス宛にお送り下さい。
※Excelへの記入が難しい場合は、以下内容をメール本文に記載ください。

・お名前(芸名可)/フリガナ
・年齢
・所属団体(あれば)
・連絡先(メールアドレス・電話番号)
・ご住所
・身長
・主な出演歴(出演年・作品名・演出家名・上演劇場 をわかる範囲で。4つまで)
・希望する役(10代の少女/20代の兵士)
・オーディション参加の希望日/時間帯(第1~第3希望まで)
・この企画のどこに興味を持ったか
・バストアップ/全身写真 の2点添付

[送り先]
メール:badroads.osaka@gmail.com

[応募締切]
10月9日18:00必着

[選考結果]
書類審査結果とオーディションの詳細はメールにて10月12日までにご連絡させていただきます。
2次選考の結果は10月17日を目処にご連絡いたします。

[出演料]
出演料につきまして、些少になりますことを御容赦ください。
金額については個別にご相談させていただきます。
チケットノルマはありません。
※宿泊費及び稽古・公演のための交通費の別途支給はありません。自己負担となります。

[諸注意]
※応募書類をオーディション以外の目的で使用することはありません。応募写真・書類の返却は致しません。責任を持って破棄処分いたします。
※合否理由に対する問い合わせは受け付けません。

[お問い合わせ]
badroads.osaka@gmail.com
※応募の完了が不安な場合はTEL:090-9657-2437(タケウチ)までお問い合わせください。

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ITI日本センターでは、事業に関わるすべての人たちが対等な関係で協力協働ができるように、良好な環境の維持向上に努めます。
・当事業は、ハラスメント防止対策に真摯に取り組み、必要な対応を行います。
・参加者の方から、ハラスメントに関するご相談を受けた場合は運営スタッフが責任をもって対応いたします。
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『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業
ITI日本センター「演劇を通して世界を見る」シリーズ
ITI「紛争地域から生まれた演劇シリーズ」15周年・地域連携プロジェクト
『ハイル・ターイハ』(作:アドナーン・アルアウダ/シリア)=金沢(2023/9)、福山(2023/11)、前橋(2024/1)、『Bad Roads-悪路-』(作:ナターリア・ヴォロズビート/ウクライナ)=八尾(2023/12)、新潟(2024/1)
総合プロデューサー/林英樹
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【主催】
公益社団法人国際演劇協会日本センター、公益社団法人全国公立文化施設協会
【助成】
文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2)
独立行政法人日本芸術文化振興会

 

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